仏教学院宗学堂、初等科・中等科の修了試験実施(更新日 2021/03/09)
仏教学院宗学堂の初等科・中等科で学ぶ学生たちの修了試験が行われ、儀式科目を履修してきた学生たちが実技試験に臨みました。
京都・東京・福岡3学院の初等科専修課程(履修期間1年間)と中等科専門課程(履修期間2年間)の学生たちが対象。例年であれば、儀式科目の修了試験は、講師である大谷浩文先生と学生との対面方式で実施されますが、本年度はコロナ対策で「対面」と「オンライン」の選択制がとられました。
試験は2月20日(土)から3月7日(日)までの土曜・日曜・祝日の6日間、対面方式は京都・東京・福岡の各学院を会場に、オンラインではSkypeのビデオ通話機能を活用してそれぞれ実施され、計28名が受験しました。学生たちが課題について発表中、大谷先生からは時折、「ストップ。そこは違います」などと、試験の傍ら指導する場面もありました。
コロナの影響で昨春の開講が2ヵ月遅れとなるなど、厳しいハンデの中、儀式科目の声明(お経の勤め方)の習得に励んできた学生たちは試験後、「緊張で汗びっしょりになりました」「少し間違いはありましたが、勉強と練習の成果を出せました」「大きな発声で思いっきり読経を勤めることが出来ました」などと話していました。
参照元 宗学堂 仏教学院宗学堂、初等科・中等科の修了試験実施