当別院僧徒 教化活動レポート『思いは東北!』~第7章~(更新日 2022/12/10)
『思いは東北!』当別院僧侶が見た東北の11年後 追悼旅
§ 第7章 遠洋漁業の町 気仙沼
気仙沼市は宮城県の最北東部、岩手県の陸前高田市と隣接しています。
遠洋漁業にかかわらず、漁業の盛んな町です。震災では行方不明者214名を含めて1,432名が犠牲となられました。
気仙沼を初めて訪れたのは2016年4月、陸前高田市に行くために東北道一ノ関ICからの道中です。町はまだまだ復興途上、コンビニは仮設店舗でした。
周りには被災したビル、家屋が残っており、重機による解体作業が行われ、ダンプカーが走っていました。
復興祈念公園
復興祈念公園と祈念公園から気仙沼港を見渡しています。岸壁には大型の漁船が多く係留されています。
三陸道気仙沼鹿折インターから10分くらい走ります。
陣山の上に祈念公園はあります。ボランティアが10数名、祈念碑周辺の清掃を行ってくださっていました。
港が見える山の反対側には、新しく建った家屋が確認されます。
祈念碑には犠牲になられた方々のお名前が、献花しお声明を・・・。
祈念公園から気仙沼港を見渡す
祈念公園に点在して咲いていた 福寿草です。
キンポウゲ科の多年草で、春を告げる花の代表です。
そしてその花言葉は、「幸せを招く、永久の幸福」などあります。
被災から復興へ、ふさわしい花です。
熊本地震の時の造語があります。
復興をなぞらえて、「福幸」です。
復興は被災により貶められた生活から、福を、幸せを求める活動です。
続いて、三陸道気仙沼中央ICから南三陸海岸IC、さんさん商店街を目指します。
*乱文、誤字脱字をお許しください。
*犠牲者のデータは2022 年 3 月、原発避難者のデータは 2022 年 2 月のものです。
*レポートは自由にお使いください。
*追悼旅の実施にご理解、ご協力を賜りました方々に感謝申し上げます。
参照元 宗学堂 当別院僧徒 教化活動レポート『思いは東北!』~第7章~