令和6年度 灌仏会「花まつり」開催(更新日 2024/05/11)
令和6年度灌仏会「花まつり」が4月29日(月・祝)本山において開催され、当別院僧徒が全国から参集参勤いたしました。
本山では、お釈迦さまの誕生日である4月8日の「花まつり」を、毎年ゴールデンウイークの初日となる「昭和の日」4月29日に開催されている。
涼しげな空の下、本山では先ず誕生日をお祝いする庭儀が行われました。庭儀には、お釈迦さまの誕生日をお祝いするために集まった約50名の稚児たちが華やかな衣装に身を包み、当別院僧侶ともに参列。本山境内地を本堂に向かって賑々しく練り歩きました。
その後本堂では、在家の子供たちで構成された「こども僧侶」による「こども灌仏会法要」が勤まり、さの法要を微笑ましく見ていた当別院僧徒たちは、参詣席からともに同朋唱和にて「嘆仏偈」などの偈文を勤めていました。法要後は、これまた「こども僧侶」によるお釈迦さま誕生日についての感話が行われ、その後京都の橘大学吹奏楽部による奉納演奏が催され、本年度も僧俗一緒になって賑々しく「花まつり」を終えることができました。
午後には、衣装を脱いだ多くの稚児たちが本山境内中庭にて開催している「仏教の謎解きチャレンジ」や「化石堀り体験」などの催しに挑んでおり、その催し後も稚児とその家族たちは、中庭の芝生の上に茣蓙を引き、露店で買った食べ物や持参されたお弁当等を食べながら、終日それぞれの「花まつり」を楽しんでいました。
参照元 宗学堂 東山浄苑の花まつり