お知らせ 本願寺 眞無量院からのお知らせです。

得度者が報恩行に勤しむ ~更なる精進を重ねて~(更新日 2024/07/20)

 本年度得度し、僧侶としての人生の歩みを始めた当学院の生徒が、僧侶としての実践行となる本山報恩行にはじめて臨んだ様子です。




 朝から本山に上山し、僧侶の衣である装束を身に纏った生徒が先ず行ったのは晨朝(朝のお勤め)に向けたお給仕(準備)。本山堂衆の指導のもと、各尊前の灯明を点灯。次に内陣の清掃。常は片付けている?台を外陣正面に運び出し、次に内陣和讃卓の字指しを確認。次に土香炉に燃香(お線香を入れる)。




 内陣の準備が終わったら内陣と外陣の間の扉である金障子を開き、最後に外陣正面に着座して礼拝。その際には仏具類の位置がずれていないか?仏花のゆがみが無いか?その他落ち度が無いか?を確認するなどやるべきことは山のようにあり、慣れない装束での動きはぎこちないですが、一つ一つ丁寧にお給仕の仕方を教わりながら初の報恩行に勤しまれていました。




参照元 宗学堂 得度者が報恩行に勤しむ ~更なる精進を重ねて~