法務案内 本願寺 眞無量院の法務案内について紹介いたします。

申経

申経(もうしきょう)とは、門信徒のみならず参詣頂いた方からの申込によりお勤めする法要です。故人や先祖方の年忌法要はもちろんのこと、中陰や追悼法要など、様々なご縁を頂きお勤めいたします。

読経お扱い時間(京都本寺・吉崎御坊本堂にて。要予約)

午前 午後
10:00 / 10:30 / 11:00 / 11:30 1:00 / 1:30 / 2:00 / 2:30 / 3:00 / 3:30

申経の種別

種 別 御 志 読 経 賞 典
特等 300,000円以上 別座
1等 200,000円以上 別座
2等 100,000円以上 別座
3等 70,000円以上 別座
4等 50,000円以上 別座
5等 30,000円以上 合同
  • ※御志3万円以上にて申し受けます。
  • ※御志5万円以上にて別座読経となります。
  • ※行事期間中はお受けできない場合がございます。
年忌や祥月命日といった法要を執り行う理由について、一般的には「亡くなった方のため」だとされております。例えば、「故人の喉が渇いているかも、お腹が減っているかも」と憂いて、水や食べ物を墓前や仏前に御供えしたり、「故人が地獄にいかないように」と御経を読み、その功徳を故人へ差し向けたりする行為も含みます。こうした行為は「追善供養」といいます。
ただし、浄土真宗における法要は、「追善供養」のためではなく、「讃嘆供養」のために執り行います。「讃嘆」とは、ほめ称えることです。佛様をほめ称えるために、浄土真宗では法要を執り行うのです。それでは、何故佛様をほめ称えるのでしょうか。
それは、私達が迷った生き方をせぬよう、故人が自身の死という現実でもって、私たちのいのちの実の姿を教えて下さったからに他なりません。そして何より、阿弥陀如来が、私たちを必ず救うと確かに御誓い下さり、まさに無限にも近い時間の中で、功徳を積み、その海のように広大な功徳を、私たち一人一人に差し向けて下さったからに他なりません。
故人が自らの死という現実を縁として下さった、法要という大切な仏法聴聞の御縁に際して、御本尊の前で静かに手を合わせ、聞法に勤しみたいものです。